株式会社生活向上委員会様

２０１２年に東京都板橋区高島平にて事業を開始しました。開業当時、同地域では介護保険事業をメインで提供される事業所様が比較的多く、また前職も障害支援に強い事業所に勤めていたため、障害支援事業を主軸にサービスを行って参りました。スタッフは２１名、ご利用者様は９０人程で約７：３で障害支援と訪問介護になります。障害支援事業のご利用者様は比較的年齢が若く、屋外での支援も多いため、男性スタッフが多いのが強みです。逆に女性のご利用者様からのご依頼も増えているため、女性スタッフも増やしたいと考えています。私含め地元に住むスタッフが地域密着で地元に貢献したいという思いでサービス提供しております。

実施記録の回収や記録とシフト表、請求とのダブルチェックに大量の時間がかかっていたため、２０１８年にコリブリとは別の記録ソフトを導入しました。ヘルパーさんがスマホ慣れしていなかったこともあるかもしれませんが、アプリ操作が難しく覚えられませんでした。またスマホ端末によってはアプリが固まることが多く、その度に再起動するのが面倒になり、実績を回収出来なくなりました。結局そのアプリ導入は断念してしまいました。しかし、ペーパーレスにすることで業務効率化し、本業に専念したいという思いはずっとあり、継続的に次の乗り換えソフトは探していました。

アプリ導入が出来なかった経験から、ヘルパーが使えるシンプルなアプリを探し続けていました。最終的に比較したのは、コリブリともう１社でした。

まずコリブリのホームページでシフトを見た時には、自前で作成していたエクセルのシフトと軸が同じだったので、すぐに利用できそうだと感じました。少しだけトライアルしましたが、とてもシンプルな構成で即決しました。ヘルパーのアプリも間違えようが無いほどシンプルに機能が限定されていて、これなら問題無いだろうと感じました。それ以外にも、複雑になりがちな設定画面までシンプルなので、マニュアルも不要でちょっとした質問はチャットですぐに解決できるのも良かったです。以前のソフトではマニュアルが必須で、奥の奥に入らないと設定できず、結局カスタマーセンターまで問い合わせるのが面倒でした。

ヘルパーさんへは最初は間違っても良いから、気にせず触ってみてとダウンロードしてもらいました。結果的にはほとんど教える必要も無く、自然に使い始めてしまいました。サ責以上の社員も当初は操作権限を限定しましたが、すぐに全員がシフト調整から給与計算までできるように権限を上げ操作できるようになりました。

コリブリ導入以前はシフトはエクセルで作成しOnedriveで共有していたため、外出先でも操作は出来ていました。一方でヘルパーさんへの共有は紙ベースのシフト表を毎月配布していました。また業務日報もエクセルで作成し、Onedriveへ上げていましたが、こちらは動作が重くなっていました。コリブリ導入以後はシフトが完全にアプリ上で完結し、ヘルパーさんもアプリ上で確認しています。業務日報もコリブリ内の掲示板機能へ移行しています。今月（２０２２年５月）の給与計算からコリブリへ完全移行し、次月以降でコリブリと連動する請求ソフトへ乗り換えることで、更に業務効率化していく予定です。

アプリが安定していて、固まったりとかが無くサクサク動きます。当たり前だけどそれが嬉しいです。ヘルパーさんからもアプリが固まるといった話が上がらず、淡々と使用できています。紙面記録と同じように、特段の不満無くしっかりと利用できるアプリだと感じています。

生活向上委員会様は従来よりOnedriveを活用し、事業所外でも業務を継続できる環境の構築に取り組まれていました。一度他社様のアプリを導入され、その後継続が難しくなったご経験があったことから、IT導入する際の勘所と問題が発生するポイントが明確にあられた様に考えています。一度、ITソフト導入に失敗してしまうとそのまま寝かせきりになってしまったり、導入そのものを諦めてしまう事例も多くある中で、継続的に効率化のチャンスを伺う姿勢が重要であると痛感させられております。コリブリとしても業界全体のソフトウェア・アプリのレベルを向上させ、牽引できるよう努力して参ります。